2G国家試験エンジン問題02の関連問題その3

エンジン問題02の関連問題その3

点火時期制御の必要性について、次の文章の(  )に当てはまるものとして、適切なものはどれか。

一般に,クランク角度で上死点後約10°のときにシリンダ内の燃焼圧力が最大になればエンジンの出力も最大になるので、エンジン回転速度が(  )必要がある。

①低いときは点火時期を早める

②変っても点火時期を一定に保つ

③高いときは点火時期を早める

④高いときは点火時期を遅くする

解説

エンジンが回転しているときその回転は一定ではない。
ゆっくりした回転のときや高速で回転するときなど変化に富んでいる。
でも、ガソリンの気化した燃焼ガスが引火して燃焼が最高点に達するまでの時間はほぼ一定である。
ということは同じタイミングで点火すると燃焼が最高点になるときがバラバラになる。
そこで燃焼の圧力がピストンに伝わり、エンジンの出力を最高の状態に維持するためには、点火時期を変化させる必要がある。
問題は
一般に,クランク角度で上死点後約10°のときにシリンダ内の燃焼圧力が最大になればエンジンの出力も最大になるので、エンジン回転速度が(  )必要がある。
の(   )の中に入れる適切な言葉は「エンジン回転速度が(高いときは点火時期を早める)必要がある。」となる。

解答 ③

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