2Gシャシ問題06(粘性式差動制限型ディファレンシャル)

問題

粘性式差動制限型ディファレンシャルに関する次の文章の(   )に当てはまるものとして、適切なものは次のうちどれか。

粘性式差動制限型ディファレンシャルに用いられているビスカス・カップリングは、インナ・プレートとアウタ・プレートの差動回転速度が(     )ビスカス・トルク(差動制限力)が発生する。

①小さいときほど大きな

②大きいときほど大きな

③大きいときほど小さな

④なくなったときに大きな

解説

ビスカス・カップリングは頑丈な円筒形のケースの中に無数のクラッチプレートを収め動力伝達の媒体に特殊なシリコンオイルを使用している。
回転差が大きい状態が続くと発熱による体積膨張が発生し、カップリング内のプレート同士が接触することによりクラッチ作用で左右の車輪の回転差をなくす機構である。
そのため左右の車輪の回転差が大きいと大きなビスカス・トルクを発生する。

解答 ②

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