問題02
プラネタリ・ギヤ・ユニット式ATの構成部品に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
①バンド・ブレーキ機構は、リバース・クラッチ・ドラムを介してフロント・サン・ギヤを固定する。
②リバース・クラッチは、2種類のプレート(ドライブ・プレートとドリブン・プレート)が数枚交互に組み付けられており、ピストンに油圧が作用すると両プレートが分離するようになっている。
③バンド・ブレーキ機構は、ブレーキ・バンドやロー・リバース・ブレーキで構成されている。
④スプラグ式ワンウェイ・クラッチは、インナ・レースとアウタ・レースとの間に設けたローラの働きによって、一定の回転方向にだけ動力が伝えられる。
解答 ①
解説
①正解文でこれに加えてブレーキ・バンド、サーボ・ピストンなどが構成部品としてある。
②正しくは「リバース・クラッチは、2種類のプレート(ドライブ・プレートとドリブン・プレート)が数枚交互に組み付けられており、ピストンに油圧が作用すると両プレートが密着するようになっている。」
③正しくは「バンド・ブレーキ機構は、ブレーキ・バンドやサーボ・ピストンで構成されている。」
④正しくは「スプラグ式ワンウェイ・クラッチは、インナ・レースとアウタ・レースとの間に設けたスプラグの働きによって、一定の回転方向にだけ動力が伝えられる。」
以上