コンロッドベアリングの関連問題その4
コンロッド・ベアリングに関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
①アルミニウム合金メタルは、アルミニウムに40~50%のすずを加えた合金である。
②クラッシュ・ハイトが大き過ぎると、ベアリング・ハウジングとベアリングの裏金との密着が悪くなり,熱伝導が不良となるので焼き付きなどを起こす原因となる。
③アルミニウム合金メタルですずの含有率の低いものは、高いものに比べてオイル・クリアランスを大きくする必要がある。
④トリメタル(三層メタル)は、鋼製裏金にケルメット・メタルを焼結し,その上に鉛とすずの合金又は鉛とインジウムの合金をメッキしたものである。
解説
①アルミニウム合金メタルは、アルミニウムに10~20%のすずを加えた合金である。
このように変更すると正しい文章となる。
②クラッシュ・ハイトが小さ過ぎると、ベアリング・ハウジングとベアリングの裏金との密着が悪くなり,熱伝導が不良となるので焼き付きなどを起こす原因となる。
このように変更すると正しい文章になる。
③アルミニウム合金メタルですずの含有率の高いものは、低いものに比べてオイル・クリアランスを大きくする必要がある。
このように変更すると正しい文章となる。
④適切な文章です。
このような文章の問題は正確に理解することが一番いいのですが、時間がないとか、頭の中がごちゃ混ぜになって解らないという時は上の文章のように正しい言葉に置き換えて、正しい文章を何度も読み返すといい。
何度も読み返した後、数値や言葉を置き換えた文章を読むと違和感を感じるようになります。
違和感を感じたときは間違っている文章ということになります。
解答 ④