パスカルの原理 一覧

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計算問題(ハイドロブレーキ)

問題

図のパワー・シリンダに500 kPa の圧力をかけたとき,ハイドロリック・ピストンを押す力として, 適切なものは次のうちどれか。なお,円周率は3.14 とする。

 

パワーシリンダ

① 628 N

② 2500 N

③ 15700 N

④ 62800 N

 

 

解説

パスカルの原理です。

密封した液体の一部に圧力を加えると他の全ての箇所において同じ圧力が生じる。

P=F/S    P=圧力(Pa)  F=力(N)  S=断面積(㎡)

 

求めるのは  F  です。

P=500×1000(Pa)  S=0.2×0.2×3.14/4(㎡)

F=P×S

F=500000×0.01(0.2×0.2/4)×3.14

F=5000×3.14

F=15700(N)

となる。

 

解答 ③

 

 

 

 

 

 

 


計算問題(ブレーキ装置)その2

問題

図に示す油圧装置でピストンAの直径が25mm,ピストンBの直径が75mmの場合,ピストンAを300Nの力で押したとき,ピストンBにかかる力として,適切なものは次のうちどれか。

 

パスカルの原理

 

① 0.9kN

② 1.8kN

③ 2.7kN

④ 3.6kN

 

 

解説

パスカルの原理というものですね。

F1/S1=F2/S2

この公式を使ってF2を求める。

F2=S2/S1×F1

ここでS1、S2は面積なので与えられている数値は直径だから
S1=直径(25mm)の2乗に3.14を掛け4で割る。
S2=直径(75mm)の2乗に3.14を掛け4で割る。
3.14と割る4は消去するので
S2/S1とはD2の2乗割るD1の2乗になる

F2=D2の2乗/D1の2乗×F1(300N)

となり

F2=(75/25)の2乗×300N
F2=3の2乗×300N
F2=9×300N
F2=2700N
F2=2.7KN

 

となる。

 

 

解答 ③