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工学・整備機器問題03

問題03

ねじとベアリングに関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

 

①「M10×1.25」と表されるおねじの外径は10mmである。

②ローリング・ベアリングのうち、ラジアル・ベアリングには、ボール型、ニードル・ローラ型、テーパ・ローラ型があり、トランスミッションなどに用いられている。

③セルフロッキング・ナットは、ナットの一部に戻り止めを施し、ナットが緩まないようにしている。

④プレーン・ベアリングのうち、つば付き半割り型プレーン・ベアリングは、ラジアル方向とスラスト方向(軸と同じ方向)の力を受ける構造になっている。

 

 

解答  ②

 

 

解説

①「M10×1.25」と表されるおねじの外径は10mmである。
これはその通りであり、ねじの山の外径(直径10mm)をM10という。

②ローリング・ベアリングのうち、ラジアル・ベアリングには、ボール型、ニードル・ローラ型、テーパ・ローラ型があり、トランスミッションなどに用いられている。

これが間違いの文章でテーパ・ローラ型をシンドリカル・ローラ型に置き換えると正しい文章になる。
テーパ・ローラー型ベアリングはハブ・ベアリングなどに使用されている。

③セルフロッキング・ナットは、ナットの一部に戻り止めを施し、ナットが緩まないようにしている。緩み止めナットとも言い、ナイロンやフリクションリング等を使って摩擦抵抗などにより戻り止めにしている。

④プレーン・ベアリングのうち、つば付き半割り型プレーン・ベアリングは、ラジアル方向とスラスト方向(軸と同じ方向)の力を受ける構造になっている。
この文章はそのまま正しい文章です。

 

以上