合成抵抗 一覧

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計算問題(電気回路)その2

問題

図に示す電気回路において、電圧計Vが示す値として、適切なものは次のうちどれか。ただし、バッテリ及び配線等の抵抗はないものとする。

 

計算問題 電気回路3

 

①2.4V

②6.4V

③8.8V

④9.6V

 

 

解説

この場合並列抵抗の合成抵抗を求める必要があります。

10Ωと40Ωの並列合成抵抗は

計算問題 電気回路3-2

1/R=1/10Ω+1/40Ω
1/R=4/40+1/40
1/R=5/40    ∴R=8Ω

3つの抵抗の合計は

4Ω+8Ω+3Ω=15Ω

流れる電流は電圧を抵抗で割る

12V/15Ω=0.8A

並列抵抗の両端電圧は流れる電流に合成抵抗を掛ける

8Ω×0.8A=6.4V

 

 

 

 

解答 ②

 

 

 

 


計算問題(電気回路)その1

問題

図に示す回路においてA,B間の電圧として,適切なものは次のうちどれか。 ただし,バッテリ及び配線等の抵抗はないものとする。

 

計算問題 電気回路

①0.75V

②1.20V

③2.25V

④3.00V

 

 

解答

図の中で3つの抵抗を流れる電流を求める。
3つの抵抗の両端に掛かる電圧は12Vだからその電圧を合成抵抗で割る。

50+30+40Ω=120Ω
12V/120Ω=0.1A

30Ωの抵抗にも0.1A流れるので30Ωの抵抗の両端の電圧は
30Ω×0.1A=3V

となる。

 

計算問題 電気回路2

ちなみに10Ωの両端電圧は

12V/(10Ω+50Ω)=0.2A
10Ω×0.2A=2V

のこる50Ωには10V掛かることになる。

 

 

解答 ④

 

 

 

 

 


工学・整備機器問題02(基礎自動車工学)の関連問題その2

問題

図に示す電気回路において、電流計Aが示す電流値として、適切なものは次のうちどれか。ただし、バッテリ及び配線等の抵抗はないものとする。

 

電気配線01

①0.3A

②2.5A

③4.8A

④9.6A

 

解説

まずよく目にするのは合成抵抗を求めて電圧を抵抗で割るというのがありますが、ここでは少し変化させて説明します。

図を見てください。

 

電気配線02

オームの法則により

おのおのの抵抗には
12V/10Ω=1.2A
が流れます
電流計にはその合成された電流が流れますので
1.2A×4=4.8A
となります。

 

 

解答 ③