普通鋳鉄 一覧

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工学・整備機器問題01(自動車材料)の関連問題その4

問題

自動車の材料に用いられる鉄鋼に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。

 

①普通鋳鉄は、破断面がねずみ色で、フライホイールやブレーキ・ドラムなどに使用されている。

②合金鋳鉄は、普通鋳鉄にクロム、モリブデン、ニッケルなどの金属を一種類又は数種類加えたもので、カムシャフトやシリンダ・ライナなどに使用されている。

③球状黒鉛鋳鉄は、普通鋳鉄に含まれる黒鉛を球状化にするためにマグネシウムなどの金属を加えたもので、クランクシャフトなどに使用されている。

④炭素鋼は、硬鋼と軟鋼に大別され、硬鋼は軟鋼より炭素を含む量が少ない。

 

 

解説

①普通鋳鉄は断面はねずみ色でざらざらしている。
フライホイール、ブレーキドラムなどに使われています

②合金鋳鉄はモリブデンやニッケルなどを加え、耐熱性や耐食性などを向上させたものである。カムシャフト、シリンダーライナー、ブレーキドラムなどに使用されている。

③球状黒鉛鋳鉄はマグネシウムなどの金属を加えて黒鉛を球状化することにより、強度や耐摩耗性などを向上させクランクシャフトなどに使用されている。

④これは間違い文で、硬鋼と軟鋼が入れ替わっています。

 

解答 ④